目立ちにくさが求められ、一時期は耳あな型補聴器への移行が進んでいた耳かけ型補聴器ですが、小型化が大幅に進み、耳あな型補聴器に比べ低価格、使い勝手の良さから再び注目されるようになってきました。
補聴器で装用の効果を得やすい両耳装用も耳あな型補聴器片耳分の価格でできるため、費用と効果のバランスが良いタイプの補聴器です。電池寿命が長いことも、毎日使う上でうれしいポイントになります。
持っている汗に弱いという弱点も、使い方やメンテナンス、補聴器カバーの利用などで克服できます。もうひとつの最近とされた「目立ちやすさ」も小型化に加え、「補聴器装用を楽しむ」ことをテーマとした美しいカラーバリエーションを持つシリーズも登場しています。
音を伝えるための「トーンチューブ」に大変細いチューブを用い、軽快さと耳あな型補聴器に勝るとも劣らない目だちにくさを実現した機種も発売され、新しいスタイルと価値観を持つ耳かけ型補聴器も人気が高まっています。
補聴器サイズの大きさを活かし、複数のマイクを設けて今いる音の環境を判断したり、雑音と会話を聞き分けるといった機能を持たせるような取組みも進み、今後さらなる進化が期待されています。
耳かけ型補聴器ではこれまで肌色や髪の色に合わせたボディー色のように目立ちにくさが望まれましたが、現在ではこんなカラフルなバリエーションも登場。好みに合わせたチョイスが可能になりました。 |
|